子どもが作った「お化け屋敷」に大人も恐怖 八王子の児童館

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東京・八王子市の元八王子児童館に、企画から運営まで全て子どもが手掛ける「お化け屋敷」がオープンしました。

 「先に行って! 怖い」と言って、あまりの怖さに前に進むことができない子や、泣きながら出てくる子もいて、体験した子どもたちは「怖かった」「最初はそわそわして、入ったたら体が震えて、お化けが出そうで泣きそうになった」などと話していました。

 泣いてしまうほどの怖さを感じた子どもたちもいる、このお化け屋敷は、大人からも「こんなのどうやって作ったの? すごかった」「怖かった。(一緒に入った)子どもは驚いた程度だったが、私の方が怖かった」などといった声も聞かれ、大人からの反応も上々のようです。

 お化け屋敷は、地元の小中学生が「地域の人に喜んでもらいたい」と、自分たちだけで作りました。開催は今年で9回目で、去年は1000人ほどが来場する盛り上がりを見せました。

 子どもたちは1カ月ほど前から仕掛けや装飾の準備をし、宣伝や当日の運営も自分たちだけで行います。どうしたら“参加者が楽しんでくれるか”と、来場者を驚かせることを目標に、それぞれが自分の持ち場で役割を担います。

 児童館は主に小学生が利用していますが、最近は中高生が課外活動をしたり、乳幼児を持つ親が子どもを遊ばせたりと、さまざまな場面でも活用されています。館長の大塚朝生さんは、お化け屋敷企画の開催を通じて、子どもだけでなく近隣住民の誰もが気軽に入れる身近な施設になることに期待を寄せます。大塚館長は「こうしたらいいんじゃないかと友達と協力しながら作り上げていく姿をうれしく感じている。中高生までぜひ『日頃の居場所』として使ってくれれば」と話しています。

 お化け屋敷は入場無料で、今年は2月9日まで開かれています。

この動画について
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=FNvuZL1SMGA
動画IDFNvuZL1SMGA
投稿者TOKYO MX
再生時間03:00

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