「日本の不当措置に立ち向かう2年」韓国・文大統領(2021年7月2日)

　日本による韓国への輸出管理厳格化から2年を迎え、韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領は「日本の不当な措置に立ち向かう2年だった」と振り返りました。

　文大統領は2日、素材や部品産業の歓談会に出席し、日本の輸出管理厳格化から2年となったことについて「奇襲攻撃で始まった日本の不当な輸出規制に対抗し、素材・部品・装備自立の道を歩む2年だった」と批判交じりに振り返りました。

　そのうえで「韓国経済に大きな衝撃を与えるとの懸念が多かったが、企業と国民が協力し危機を克服した」と述べ、素材や部品の対日輸入依存から脱却したとの認識を示しました。

　日本政府は韓国側の管理体制が不十分だとして2019年7月以降、韓国向け半導体材料の輸出管理を強化しています。
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