20070419 古田兼任監督がマジギレ退場!!現役最悪試合

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古田兼任監督退場、2000試合で暴言連発

 とんだ2000試合出場になった。ヤクルト古田敦也兼任監督(41)が先発マスクをかぶった記念のゲームで11年ぶりに退場処分を受けた。7回表、0-11と大差のついた場面で横浜が盗塁を仕掛けたことに激高、その後2つの死球を引き金に両軍入り乱れての乱闘寸前のもみ合いに発展。横浜大矢明彦監督(59)も激怒して一触即発のもみ合いになった。古田兼任監督は投球した遠藤への退場処分に怒りが収まらず、暴言を連発して自らも退場を宣告された。

 「なに走っとんねん、コラ!」。いつもは冷静な古田兼任監督が、感情むき出しの関西弁で横浜ベンチに向かってさけんだ。11点をリードされた7回2死一塁。代走の横浜石川が3球目に二盗する。古田監督は送球せず、立ったまま三塁側を向き、激しい怒りを表現した。大差ゲームでの盗塁を、大リーグのように負けているチームへの侮辱ととったのか。

 ここから試合が一気にヒートアップした。打者内川への次の球は背中に死球。3番手遠藤の1球は”報復行為”にもとれた。続く4番村田への初球はカーブがすっぽ抜け、身をかがめてよけた村田の頭部に当たった。

 連続死球。両軍選手がベンチから飛び出し、マウンド付近で入り乱れた。駆けつけようとした一塁走者の内川は、一塁リグスに羽交い締めにされた。古田兼任監督が、横浜大矢監督に詰め寄る一幕も。試合は7分間中断した。

 怒りが頂点に達したのは、遠藤の退場処分だった。審判団に詰め寄り「抜けた球は危険球ちゃう言うたやんけ」「何キロ出てたか言うてみろ」「危険球の説明をしろ」とまくし立てた。暴言により、退場処分が告げられた。「なんでおまえらに敬語なんか使わなあかんねん!」と捨てゼリフを吐き、球場を後にした。

 退場後はクラブハウスでテレビ観戦した。試合終了から約1時間後、スーツに着替えて出てくるころには、落ち着きを取り戻していた。「危険球は納得いかんなあ。村田が頭を下げてなかったら当たってない。僕の経験上では、危険球にならないはず。カーブのすっぽ抜けが、スピードが出てたっていう。そうするうちに暴言って言われちゃいました」と説明。危険球の認識に対し、異議を唱えた。

 古田兼任監督の退場は2度目。96年6月29日の阪神戦で、嶋田に3球続けて頭部付近に投球を受けたことに激高。乱闘に発展し、退場処分を受けて以来、11年ぶりのことだった。(日刊スポーツ一部改)

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URLhttps://www.youtube.com/watch?v=Ye7nIsx7UAI
動画IDYe7nIsx7UAI
投稿者Baseball.jp
再生時間05:12

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