母から娘へ「嫌がらせ弁当」 意地っ張りな3年間の軌跡

人とブログ

「嫌がらせ目的」で娘にキャラ弁を作り続け、その様子を記している点です。きっかけは反抗期
きっかけは次女の反抗期。「無視されたり、返事をしなかったりといった態度にカチンときて、仕返しの意味を込めて始めました」とttkkさん。

嫌がらせといいながら、次第に作るのが楽しくなってきて「誰かに見てもらいたい」とブログに載せたところ、「驚くほど反響があって快感になった」といいます。

おにぎりの赤ずきんちゃんに、ウィンナーのオオカミ。込めたメッセージは「ママの口が大きいのはお前を怒鳴るためさ!」だそうです。

期末テスト2日前。娘が勉強しているかどうかが気になったので、タモリさん風に聞いてみたそうです。

健康診断と体力テストがある日だったので、視力検査表を海苔で再現しています。

母の日に何ももらえなかったことから、カーネーションを再現して「随時受付中」のメッセージを添えました。

次女のリクエストに応えた、焼きたて食パン弁当。フタをめくるとウィンナーとともに「頑張れ~」の文字が隠れています。

最終盤ではカウントダウンも

およそ3年間作り続けたキャラ弁ですが、今年1月27日に最終日を迎えました。最終盤では連日、母からのメッセージが海苔で書かれています。

「すべてが思い通りになると思うな」の文字とともに、最終日に向けてカウントダウン「3」の数字があります。
「無駄と思うことも本気でやれ!」。カウントダウンは「2」に。

「夢を叶えろ!!」。いよいよ残すはあと1回。

そして迎えた最終日。

「表彰状 娘殿 あなたは嫌がらせのお弁当を残さず三年間食べ続けました。その忍耐を称えここに表彰します。 母」
その日のブログには、こう記されています。
毎朝早起きをして作るお弁当は大変で逃げ出したくなるときもありました。

普通に作るだけでも大変なのにキャラ弁ともなると時間はかかるし
手間はかかかるし大変さは倍以上。
『ママ~、明日は○○のキャラ弁ね♪』
なんて娘が喜ぶようになったらキャラ弁なんてやめようと決めていたけれどそんな声はあるわけもなく…

そうなるとお弁当作りも戦いよね私とあなたの戦い

戦いと言ってもママひとりが勝手に戦ってたんだけどねでも
そんな戦いを続けてるうちにお弁当作りは楽しさに変わりました。

ランチタイムにお弁当のふたを開けた時のあなたの顔を想像しながら作るお弁当。

それは楽しくて…逃げ出さずに3年間もお弁当を作り続けられたのは

普段何もしてあげられなかったあなたへのママなりの愛情。

お弁当を通じいろんな事を教えてくれたあなたへの感謝の気持ち
お弁当にはたくさんの思いがこもっていたんです。

そんなお弁当が今日でラストなんて…そう思うとやっぱり悲しいよね

「反抗期の次女が態度を改めるまで」と始めた弁当作り。ブログを読む限り、次女は無関心な対応を続けていたように見えますが、内心は違っていたようです。本の巻末は、娘から母へのメッセージで締めくくられています。

高校に進学してお弁当が始まり初めてキャラ弁を見たときは「あ…本当にやるんだ…」という感想でした。友達はみんなすごい! 可愛い! って言っていましたが私は可愛いなんて思いませんでした。嫌がらせって言ってたけど作るのが楽しかったんでしょ? きっと(笑)。でも、どんな時でも出来合いのものではなく、手作りだったのはすごいと思っています。そして、卒業して「キャラ弁」がなくなるのは嬉しいですが「お弁当」がなくなってしまうのは悲しい気もします。

この後、夜遅くまで働いた後に早起きして作ってくれたことへの感謝や自分の将来の夢を書いて、次の一文で結んでいます。

「今まで私のためにやってくれたこと、すべてに感謝しています」

引用;withnews

 

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この動画について
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=OGXbUIJwmCY
動画IDOGXbUIJwmCY
投稿者kuroshiro dotto
再生時間04:51

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