「電磁波からいのちを守る全国ネット」主催の学習会「生活の中にひそむ電磁波被曝による身体への影響」が6月22日、東京の板橋グリーンホールで開催され、約80人が参加した。元京都大学講師の荻野晃也氏(電磁波環境研究所)が講演と、参加者からの質問に答え、市民団体ガウスネットの懸樋哲夫氏が「リニア新幹線問題」で講師を務めた。
荻野氏は、1980年代に日本ではじめて電磁波問題を紹介した研究者(理学博士)。米国のスリーマイル島原発事故の調査で渡米した際、米国で送電線の超低周波電磁波と小児白血病の関係が指摘されていることを知り、日本でも警鐘を鳴らし始めた。電磁波が新世代公害として認識されはじめた時期である。
日本では、「原発は危険だが、携帯電話のマイクロ波は安全」と思っている人が少なからずいるが、現在では、送電線の超低周波電磁波から原発のガンマ線まで、電磁波(広義の放射線)はすべて危険というのが定説になっている。
重要な問題にも関わらず、日本のメディアはほとんど、広告に依存し、産業界の利権と直結しているために、電磁波問題を報じていない。
荻野氏は数少ない電磁波の専門家の立場から、この日の講演で「生活の中にひそむ電磁波による身体への影響」を解き明かした。(1時間36分)
この動画について | |
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URL | https://www.youtube.com/watch?v=K4FQEPFJ5mA |
動画ID | K4FQEPFJ5mA |
投稿者 | real-data21 |
再生時間 | 1:35:55 |
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