PRIDE森下社長は本当に自〇だったのか。PRIDEはなぜ消滅したのか。再び黒い交際報道のRIZINはどうなるのか？　#プロレス　#格闘技　#RIZIN

一体どのような経緯で「PRIDE」は消滅したのだろうか？

総合格闘技ブームが日本を席巻していた2003年1月、『PRIDE』を主催する『ドリームステージエンターテインメント』社長の森下直人が、ホテルの客室で〇亡しているのが発見された。“総合格闘技界のビル・ゲイツ”の異名をとった若手社長、42歳の早過ぎる〇だった。

1月9日、午前0時45分ごろ、 東京·西新宿のホテルで森下社長が首を〇っているのを同室していた女性が発見し、同ホテルのフロントが警察に通報した。
そして9日の午後6時過ぎ、 DSE の榊原信行常務取締役、 笹原圭一広報が東京·赤坂の同社で会見。警視庁新宿署の情報を森下社長の家族が聞き、さらにその情報を榊原常務らが又聞きした話によると、森下社長はその第一発見者の女性とホテルで同室中に別れ話がもつれた際、ユニットバスに一人でこもり、 突発的に自〇を計ったという。遺書は残っていなかった。そして翌日、警察は「事件性はなく自〇」と発表した。

森下社長には出身地の名古屋に妻と娘 1 人がおり、都内ではホテルを転々としながら生活していた。榊原常務はその女性と面識はなく、DSE とは関係ない人物だといい、自〇は仕事とは関係なく、あくまでプライベートな出来事で、 DSE 自体の経営も順調であったことを強調した。
DSE は1月6日に仕事始めをし、新入社員 2名を迎え入れ、8日には森下社長が自〇を図ったホテルでマスコミ向けに懇親会を開き、今年の予定と展望を発表したばかりだった。

そして、「事件性はなく自〇」と発表されたことに、記者たちの中には首を捻る者も少なくなかった。なぜなら遺書が残されておらず、森下社長は〇去の数時間前、記者会見で「PRIDE」の展望を長時間にわたって熱弁していたばかりだったからだ。また、交際女性の詳細な事情聴取も完了していない段階で、「自〇はあくまでプライベートな要因」とDSE側が強調したことも、疑念に拍車をかけた。

極めつけは、〇の一報を聞いたアントニオ猪木の発言だった。「自〇？ 誰かに〇されたんじゃないか」――。そして様々な憶測が業界内外で囁かれた。格闘技興行に何らかの形で裏社会が関わっていることは公然の秘密だが、ビジネス畑出身の森下社長は、不透明に消える多額のカネを改善しようと動いていた。また〇の直前の会見でも経営のクリーン化を語っていた。しかし、それによって裏社会とのパイプ役を務めていたとされる“PRIDEの怪人”と呼ばれた作家の百瀬博教氏と対立していた。

そういった背景もあり、森下社長の〇には色々な憶測があり、〇害されたとも、自〇を強要されたとも言われている。今だに真相は藪の中である。