旋盤技能検定3級 仕上げ1(テーパ側端面)

以前うｐしていた3級の荒削りの動画の続きです。

技能検定機械加工普通旋盤3級のオス部品テーパ側の端面仕上げになります。

※工程は以下の通り

つば部(L15の最も外径の大きい部分)を0.3mmくらい削ります。つば部の長さL15は反対側のはめ合わせ側を仕上げる際に出すので、今は15に仕上げる必要はありません。

0.3mm削った仕上げ面から20mm刃物台をバックさせ、けがきます。20mmは1回転3mmのマイクロカラーだと、6回転+2mmです。また、ハンドルにはバックラッシがあるので、メモリの位置まで来たら0.5mm以上は多くバックさせてから20mmのメモリに合わせましょう。

2段目の側面をL20mmになるまで切削します。

L20mmに仕上がった端面に0点を取り、再び30mm刃物台をバックさせます。この際、刃物台が限界までバックしてしまうと止まってそれ以上下げれなくなるので注意しましょう。30mmは10回転バックです。

30mmのとこにけがいたら、その位置まで切削します。一番端の端面は特にゆっくりと送りをかけた方が良いと思います。