[Movie No. 0079/ 6th February, 2021] Muse Creation (NGO), Bangalore, India.
「パラレルワールドが共在するインドを紐解く⑤ インド国憲法の草案者、アンベードカルとインド仏教、そして日本人僧侶、佐々井秀嶺上人 」
*この動画への理解をいっそう深めるために、ぜひ過去のセミナー『パラレルワールドが共在するインドを紐解く①〜④』をご覧ください。下部に概要とリンクを記しています。
*動画内で、アンベードカルの仏教改宗をして「新仏教」と表記していますが、これは英語 “Neo Buddhism” を訳しての表現です。佐々井秀嶺上人の活動は純然たる「仏教」であり、伴って改宗した人々も「仏教徒」と認識されるべきだとのこと。敢えて表現するならば「仏教の復興」とされるようです。
【CONTENTS】
00:00 導入
00:20 ファシリテーター柴田氏もナーグプルを訪れていた
02:17 本セミナーに連なる坂田の過去3回のセミナーの簡単な振り返り
02:56 セミナー開始
03:31 仏教の概要(アンベードカルと佐々井秀嶺上人を知るために必要な最低限の情報)
・仏教のはじまり(初期仏教)
・仏教の源泉と広がり(上座部仏教/大乗仏教)
・日本に伝来した仏教。その背景
・仏教の教え(苦の輪廻からの解脱)
・インドにおける仏教(誕生と繁栄、衰退、そして復興)
14:45 アンベードカルについて
・アンベードカルの略歴
・アンベードカルの活動とその偉業の断片
・アンベードカルとガンディ。カースト制度をめぐる対立
・アンベードカルとインド国憲法
・アンベードカルと仏教
27:41 インドの中心点、ナーグプル。蛇(龍)という名
・ナーグプル市は仏教徒が非常に多く、識字率が高い
31:28 佐々井秀嶺上人について
・インドに至るまでの経緯
・南天龍宮城へ行け。龍樹のお告げ
・坂田の祖母の話
・龍樹(ナーガルジュナ)とは?
・大日如来とは?
・南天鉄塔とは?
・佐々井秀嶺上人の主な活動
53:46 仏陀聖誕祭、佐々井秀嶺上人にご同行/坂田マルハン美穂、ナーグプル旅
・佐々井上人によって発掘された2000年以上前の仏教遺跡「マンセル遺跡」
・早朝から深夜まで。仏陀聖誕祭に因んでのイヴェントにご同行
・佐々井上人のことば
01:27:14 佐々井秀嶺上人の現在/2020年に新型コロナウイルスに感染されるも、使命を遂行されている。ご縁を受けた者に、なにができるのか。
◉2021/05/26
🙏仏陀の生誕日。インド憲法草案者アンベードカルと佐々井秀嶺上人に関する資料まとめ
https://museindia.typepad.jp/library/2021/05/buddha.html
◉2018/05/27
インドの中心で仏教を叫ぶ。佐々井秀嶺上人を訪ねて。
https://museindia.typepad.jp/2018/2018/05/nagpur.html
【セミナー開催に際して/坂田マルハン美穂を取り巻くご縁】
資料を紐解くにつけ、目に見えぬ糸で操られ、南天竺に流れ着いた気さえする。
インドで生まれた仏教の変遷。憲法の草案者アンベードカル。ダリット出自の彼が仏教に改宗した背景。
その偉業を引き継ぐように、龍樹のお導きで、佐々井秀嶺上人がナーグプルにたどりついて半世紀余り。
日蓮宗の藤井日達上人と近かった我が父方の祖母政子。ゆかりの資料や写真を見るにつけ、ご縁を感じてきたが、自分が年を重ねるにつれ、すべては定められた道の上を歩いてきたに過ぎないのかもしれないとの思いが強くなる。
建設業者だった父の泰弘は、福岡県久山町の仏舎利塔建立に携わった。
1988年に日蓮宗の平和行進(長崎ー広島)が行われた際には、道中の福岡にある坂田の実家に、多くの日印僧侶が1日滞在、母や伯母たちが、寝食のお手伝いをさせていただいた。
1996年3月、わたしが表参道を猛スピードで歩いている時、すれ違いざま、占いをしているという男性に呼び止められ、「珍しい顔相をしている」「額から光が出ている」「今年は3回ある人生の転機のうちの一つ」「今年、強い縁がある」と告げられた。
その4カ月後の七夕の夜、インド人男性のアルヴィンド(サンスクリット語で蓮の花の意味)とカフェで相席になった。
そこからはもう、完全に、インドへと導かれていたと、今はそう思う。
初めてアルヴィンドと一緒に食事をした後、帰り際に彼から勧められた本が、ヘルマン・ヘッセの『シッダールタ』だったことも。
彼の姉の名前がスジャータだということも。
結婚式を挙げるために訪れた2001年7月のデリーで、「こんな国、絶対に住めない」と思ったのに、3年後には住んでみたくなったことも。
自分でも理解できない熱意と執着で、嫌がる夫を説き伏せ、紆余曲折を経て、2005年11月に、インド移住を実現したことも。
2011年、ムンバイの日本山妙法寺で森田上人とお会いしたとき、上人は上記、平和行進を実現された人物だとわかったことも(その際、平和運動に熱心だった俳優スニール・ダット(サンジャイ・ダットの父)が同行されたとのこと)。
そして、2018年4月、『破天』を読んで、発作的にナーグプルへ行かねばと思い、折しも仏陀聖誕祭の日に、佐々井秀嶺上人とお弟子の竜亀さんと、行動を共にさせていただいたことも。
その年の一時帰国時、東京から福島の原発事故後の様子を見に行くつもりで唯一開けていた日。折しも佐々井秀嶺上人はブッダガヤ大菩提寺の返還運動のため日本にいらしていたことを知り、急遽、増上寺で再会させていただいたことも。
【関連サイト/書籍案内】
●南天会/佐々井秀嶺上人の活動支援
https://www.nantenkai.org/
●『破天』山際素男著
●『アンベードカルの生涯』ダナンジャイ・キール著
●『ブッダとそのダンマ』B.R.アンベードカル著
●『社会苦に挑む南アジアの仏教: B. R. アンベードカルと佐々井秀嶺による不可触民解放闘争』
●『求道者』佐々井秀嶺著
●『不可触民と現代インド』山際素男著
●『龍樹の遺跡の発見: インド、マンセル・ラームテク遺跡』アニル・クマール著
●『龍樹』中村元
●『変貌と伝統の現代インド: アンベードカルと再定義されるダルマ 』(嵩満也)
●『佐々井秀嶺、インドに笑う』白石あづさ著
●映画『ジャイビーム インドとぼくとお坊さん』
https://www.jaibhim-movie.com/
【インド・ライフスタイルセミナー〈必修編〉ぜひご覧ください】
●パラレルワールドが共在するインドを紐解く①
多様性の坩堝インド/多宗教と複雑なコミュニティ/IT産業を中心とした経済成長の背景/現在に息づくガンディの理念
●パラレルワールドが共在するインドを紐解く②
「広く浅く」インドの歴史(インド・パキスタン分離独立)/インドの二大政党と特筆すべき人物/テロが起こる理由とその背景
●パラレルワールドが共在するインドを紐解く③ 〜前編〜
明治維新以降、日本とインドの近代交流史〈前編〉人物から辿る日印航路と綿貿易/からゆきさん/ムンバイ日本人墓地/日本山妙法寺
●パラレルワールドが共在するインドを紐解く④ 〜後編〜
明治維新以降、日本とインドの近代交流史〈後編〉第二次世界大戦での日印協調/東京裁判とパール判事/インドから贈られた象/夏目漱石
●パラレルワールドが共在するインドを紐解く⑤ インド国憲法の草案者、アンベードカルとインド仏教、そして日本人僧侶、佐々井秀嶺上人
【MUSE CREATION ミューズ・クリエイション】
ミューズ・クリエイションは南インドのデカン高原南部にある都市バンガロールにて、2012年に創設された、日本人有志による慈善活動のNGOです。2020年、COVID-19共生世界に移行したのを機に、同チャンネルを開設しました。
【OBJECTIVES 目的】
*COVID-19共生世界での、新たな共同作業の模索と挑戦
Taking on new challenges in a world that coexists with COVID-19.
*日本とインドの文化交流と相互理解
Cultural exchange and mutual understanding between Japan-India.
*インドの慈善団体への寄付金調達/ファンド・レイジング
Fund raising to donate to local charities in Bangalore, India.
*地球環境保全を意識したライフの啓蒙(サステナビリティ)
Awareness of global environment conservation. (Sustainability)
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●HOMEPAGE 『インド発、世界』
https://muse2020.in/
http://www.museindia.info/
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https://www.youtube.com/c/MuseCreationINDIA/
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musecharityfest2020@gmail.com (MIHO S. MALHAN 坂田マルハン美穂)
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この動画について | |
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URL | https://www.youtube.com/watch?v=f24lklqxODM |
動画ID | f24lklqxODM |
投稿者 | 【STUDIO MUSE スタジオ・ミューズ】Connecting INDIA & JAPAN |
再生時間 | 1:30:05 |
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