(極秘)公安警察の一日に密着。日本を裏で守る彼らの生活とは?(アニメでわかる)

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公安警察とはいったいどんな仕事をしているのか、それを紹介しようと思う。

あなたが知っている情報があれば教えてください。
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「公安」という職業を聞いたことがある人も多いと思うが、「公安」は警察組織の中の一部だということを知っている人は、あまり多くないのではないだろうか?

私は、38歳の公安警察官だ。
 公安警察官は警察と同じような仕事をしているようだけど何が違うのだろうと疑問をもっている人のために、「警察と公安」の違いについて話そう。

まずはっきりしておきたいのは、「公安」とは警察組織の一部だということだ。
そして警察組織は、大きく「刑事組織」と「公安警察」の2つに分けられている。

よくテレビドラマや映画などで扱われる、殺人事件や民間の犯罪を取り締まる役割を持つ警察組織のほとんどが「刑事警察」なのだ。

刑事警察に対して、「公安警察」は、政治犯・テロリストなど「政府に対する犯罪」や「反社会的な活動」と取り締まる役割を持っている。
もっと簡単に言えば、公安の目的は「日本の治安を維持」することなのである。

ところで「警察」と一言で言っても、その仕事内容は実に様々なのだが、警察もまた大きく分けて「警察庁」と「都道府県警察」の2つに分けられている。

「警察庁」とは、国の行政機関であって、公安の仕事はその警察庁で行われるのだ。
では、公安警察は実際にどんな活動をしているのかだが、詳しいことは公にされていない。
なぜなら、公安警察は、反政府組織などに対して対策を行っているため、ほとんどが極秘裏に進められているものばかりだからだ。

強いて言うなら、公共の場所、多くの人が集まる場所で暴力主義的な破壊活動を行う団体・組織をマークして、破壊活動などが行われていないかを調査するのだ。

また不特定多数の人を無差別に狙った破壊活動、テロによる被害を未然に防ぐため、
またテロが発生した場合に備えたテロ活動を行う可能性がある団体・組織、その構成員などを調べるのも私たち公安の仕事だ。
こうした調査を行うため、公安警察には情報機関としての役目もあるとだけ言っておこう。

ところで、自分で言うのもなんだが、公安警察は警察の中のエリートなのだ。
では、公安警察に入るためにはどんな試験があるのかといえば、特別な試験は存在しない。
警察になるための国家試験に合格し、警察学校で上位の成績を収めたものだけが、公安警察に配属されるチャンスがあるというだけで、それも必ずなれるという保証はないのだ。
そんな私たち公安警察の仕事をうまく言い表した言葉がある。
「事件が表に出てから捜査するのが刑事警察の仕事。公安警察の仕事は事件が表に出たら終わりなのだ」

表に出ないのが、私たち公安警察の仕事なのだが、では私が一日をどう過ごすのか再現しよう。
まず、午前7時30分には現場に向かう。監視対象者いわゆる「マル対」のゴミ漁りを行って、生活実態を洗い出す。

また、基礎調査、私たちの隠語でいうところの「基調」のためにもゴミ漁りは必要なことだ。
そもそも基調とは、カネや女に関する弱みを握り、協力者にしたい相手の素性をすべて調べ上げることを言うのだ。

午前9時から、反体制派組織のアジトへ張り込みを開始。
仲間と無線や携帯電話で連絡を取り合う。

音声は「Pチャンイヤホン」と呼ばれる高感度イヤホンを使用する。
車は使用せず、監視に適した部屋を借りて、そこを「視察拠点」にし、撮影機材で24時間記録し続ける。

午後12時30分。マル対の組織内部の人間を「協力」いわゆる「タマ」にするため、食事をおごり、困っている相手には金を貸すなど恩を売ったりする。

午後2時からは情報収集。街の商店街などを回り、周囲の変化や不審な人物はいないか、それとなく聞き込みをする。外国のスパイやテロリストの担当する外事担当の公安警察官は、外国人が経営する飲食店や立ち寄り先などに出入りして情報を集めている。

午後4時からは、「追尾」いわゆる「追っかけ」をチームで連携して開始する。
多い時は数十人で「マル対」を追っかけるのだが、「マル対」と目が合った者から現場を離脱し、すぐに代わりの者が追っかけを続けるのが鉄則だ。

追っかけで、マル対が今まで見たことがない人物と接触することがある。
つまり、新規のマル対の登場だ。そうした場合、「面割り」つまり、素性を割り出すことに全力を注ぐ。

午後6時からは、さらに情報収集に奔走する。
情報はいくら集めても集めすぎるということはないのだ。
時間を工面して、様々な勉強会や講演会、会合に顔を出す。
なぜなら人が集まるところに情報は集まるからだ。

午後9時からは、だいたい報告書を作成していることが多い。
自ら検挙することが少ない公安警察にとって、仕事の評価を決められるのは日々の報告書なのだ。どんなに酔っぱらっていても報告書は書かなくてはならない。
その報告書は複数の上司に回覧され、できのいいものは警察庁長官や内閣官房長まで届くのだ。

午後11時ごろに帰宅して就寝。
緊張の連続で息が詰まりそうな毎日だが、追っかけなどの作業のない日は、朝8時半に出勤し、午後5時15分には退勤することもある、単なる公務員になれる時もある。
そんなとき、私はふとこう思う。
「私にとって公安の仕事は人生をかけたゲームみたいものだ。集めた情報を分析し、物事の本質をとらえることができたら、こんな楽しい仕事はない」と。

まあ、話せないこともたくさんあるのだが
こんな公安警察官の生活 あなたはどう思う?
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この動画について
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=smWFOTLFyJM
動画IDsmWFOTLFyJM
投稿者ワンダーストーリー
再生時間06:12

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