【メガドライブ】 ハードの限界に挑戦した最高峰のグラフィック 10選

ゲーム

メガドライブのゲームの中で、ハードの限界に挑戦したと言われるようなグラフィックの綺麗なソフトを紹介・解説する動画です。
音声ナレーションでは、選んだ理由や、グラフィックの見所などを解説しています。(解説の内容は当チャンネルのオリジナルです。下記に文字起こしあります。)
[1080p/60fps] 10 MD(Sega Genesis) Games that Push Hardware Limits (Best Graphics)

※動画で使っている映像はすべて当チャンネルが独自に録画した映像を使っています。

↓収録ゲーム一覧↓
アラジン (Disney’s Aladdin)
バーチャレーシング (Virtua Racing)
サンダーフォースIV (Thunder Force IV)
エクスランザー (RANGER-X)
ガンスターヒーローズ (Gunstar Heroes)
トイストーリー (Toy Story)
パノラマコットン (Panorama Cotton)
魂斗羅 ザ・ハードコア (Contra Hard Corps)
エイリアンソルジャー (ALIEN SOLDIER)
the adventures of Batman &Robin

↓音声ナレーションを文字に起こしたものです (内容は当チャンネルの完全オリジナル)

アラジン

ディズニーの大ヒット映画、「アラジン」をゲーム化した作品。
「映画と同等のアニメーションをゲームでも再現する」という目標の元に作られており、
ディズニーらしい滑らかな動きが、ゲームでも忠実に再現されています。
この精巧なアニメーションを作るために、開発チームには20人もの 多数のアニメーターが参加しました。

バーチャレーシング

アーケードで大ヒットしたポリゴンレーシングゲームの移植作。
本格的な3Dグラフィック実現のため、カセットの中には「セガバーチャプロセッサ」と呼ばれる「特殊演算チップ」を搭載。
メガドライブ本体の30倍の性能とも言われる強力なポリゴン描画を可能としています。
同じくメガドライブで発売された他のポリゴンレースゲームと比較すると、その差は歴然。
この頃の家庭用3Dゲームとしては、飛び抜けたクオリティとなっていました。

サンダーフォース IV

良質な作品が多かったメガドライブのシューティングゲームの中で、
サウンド、グラフィックの両面で、性能の限界に迫ったと言われるのが、この サンダーフォース IV です。
FM音源を生かした重厚なロックサウンドと極限まで描き込まれたグラフィックは、当時のアーケードゲームと比べても遜色のないものとなっていました。
職人芸とも言われる、その「背景の描き込みの細かさ」は特に有名です。

エクスランザー

グラフィックにとことん拘って作られたロボットアクション。
このゲーム まずは同時発色数がハードの限界を超えています。
メガドライブのソフトは通常 64色までしか同時に表示できないのですが、
このソフトは 本体の特殊機能を使う事で、倍の128色を同時に表示可能にしています。
そしてもう1つ、大きな特徴として「高度な立体表現」があります。
このシーンの背景を見てください。
プレイヤーの移動と連動して、背景の凹凸の見える角度が変わりまるで3Dグラフィックのような奥行きを表現しています。
このシーンにポリゴンは一切使われておらず、
従来の2Dの背景と「高度なプログラミング」により、これだけの立体感を出しています。

ガンスターヒーローズ

「メガドライブのスペックを使い切った」とまで言われた、爽快アクションシューティング。
まず目を引くのが画面を埋め尽くす圧倒的な物量。
大量の敵が絶えず出現し 派手なエフェクトで画面中が埋め尽くされますが、
処理落ちはほぼ無く、フレームレートは60fpsを維持。
巨大なボスキャラは パーツごとに別々に描画され、
かつ それぞれが独立して動く「多関節制御」となっており、
驚くほど滑らかに動きます。

トイストーリー

ディズニー映画の『トイストーリー』を題材にしたアクションゲーム。
グラフィックには3DでモデリングされたCGの取り込み処理が使われています。
これは『スーパードンキーコング』でおなじみの手法ですが、
この作品もそれに匹敵する美しいグラフィックになっています。
そして、ステージによってグラフィックの種類がガラリと変わるのがこの作品最大の特徴。
通常のステージに加え『擬似3D』のレースゲーム風ステージや、『本物の3Dポリゴン』を使ったステージが登場。
『2D』, 『擬似3D』, 『本物の3D』と1本のソフトにこれらすべての要素が入っているのはおそらくこのソフトのみでしょう。

パノラマコットン

メガドライブで実現した本格擬似3Dシューティング。
このソフトの凄い所は 拡大・縮小・回転機能の無いメガドライブで これだけの3Dシューティングを作ったという点です。
ゲーム中では随所に拡大・縮小の処理が使われていますが、これらの処理はすべてソフトウェア側で行われています。
3Dシューティングとしては非常に珍しい「縦スクロール」や「斜めスクロール」が取り入れられていたり、
凝った背景表現、作り手のセンスの光る演出など、視覚的な見せ場も豊富。
オープニングではカセットのソフトとしては異例の4分を超えるアニメーションデモが流れます。
また 独自のサウンド制御プログラムを搭載する事で、メガドライブの弱点だった「音声の音割れ」も克服。
非常にクリアな音声でセリフが再生されます。

魂斗羅 ザ・ハードコア

アクションシューティングの代名詞『コントラ』シリーズのメガドライブオリジナル作品。
シリーズ中でも特に演出面に力が入っている作品で、
それまで見た事もないような迫力の映像表現が次々に登場します。
多彩な演出を可能にするため、
非常に高度なプログラミングが行われている事でも知られており、
開発者自身がこのソフトを「プログラムの博覧会的なソフト」と説明した事もありました。
中でも有名なのがこのシーン。
擬似3Dの空間を、『多関節』のロボットが 拡大・縮小を繰り返しながら追いかけてくるというもので、
それまでのアクションゲームではあり得ない、インパクト抜群の戦闘シーンとなりました。

エイリアンソルジャー

メガドライブ後期の作品の中でも そのグラフィックとゲーム性でズバ抜けた評価を受け、
専門雑誌で『アクションゲームの完成系』と評されたのが、この『エイリアンソルジャー』です。
『ガンスターヒーローズ』を生み出した『トレジャー』社が開発しており、
メガドライブのアクションゲームでは最大級のキャラクターの大きさを誇ります。
これだけの大きなキャラクターでありながら、ゲームのスピード感を損なうことなく、それらをスムーズに動かしているのが、この作品の凄いところ。
ボスキャラの「多関節制御」も「ガンスターヒーローズ」から更に進化しており、どのキャラもヌルヌルと滑らかな動きを見せてくれます。
ドット絵のクオリティも高く、キャラクター、背景共に入念に描きこまれています。

the adventures of Batman and Robin

既にPlayStationやサターンなどの次世代機も発売されていた1995年8月に発売されたアクションゲーム。
メガドライブ最末期の作品だけあって、開発側の技術も既に極まっており、
ハードの性能を十二分に引き出した高度なグラフィック処理が多く見られます。
その中でも特に力が入っているのは 「2Dのグラフィックをまるで3Dのように見せる」立体表現。
この作品にポリゴンは一切使われていませんが、
その立体感は凄まじく、見た目ではドット絵なのかポリゴンなのか判別出来ないレベルにまで達しています。
こうした立体表現がゲーム中のほぼすべてのシーンで使われています。

この動画について
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=LSjf8am44JU
動画IDLSjf8am44JU
投稿者進化の軌跡チャンネル
再生時間10:14

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